アパレル学生に伝えたいこと

アパレル専門学生、アパレルを目指す方に伝えたいことを書いていきます。

ファッションの仕事に就くには尖ってないといけないのか?

ファッションの仕事に就くには尖ってないといけないのか?

答えはNOです!

ファッションの専門学校に行くと尖った人が確かに多い。
これから専門学校に入学する人も、既に通っている人も驚くだろう。


デザイナーズブランド好きな人(大体全身黒)、柄×柄、蛍光色×蛍光色、、、
どひゃー!!!
こんなに尖ってないとファッション業界やってけないのか…

なんて思ったあなた。

安心してください、そんな事ないですよ!!

もちろん、自分のスタイルを持ってる人は素敵だ。
でも、コレクションブランドに就職希望ならともかく、一般のアパレル企業で働きたいなら尖ってなくて大丈夫です。

働いてみて、一般の消費者目線ってかなり重要だと感じてます。

もちろん、流行を作っていく敏感な人も重要。でも、消費者ってそんな人ばかりじゃないから!

私は、ブランドの企画内には尖った人とそうじゃない人が意見を言い合える雰囲気が必要だし、上手くいってるブランドは自然とそうなってる。

意見を言い合うって、お互いを尊重してないと成り立たないから。

じゃないと、「あなたは流行に敏感じゃないからこの服の良さが分からないんだ!」とか、「あなたは服が似合わない、コーディネートが分からない人の気持ちなんて分かってないから売れないんだ!」とか、売れないブランドレールに乗っかってく事になる。


学生さんも、駆け出しの新人さんも、

"自分の強み"

をぜひ見つけてください。


モデル体型じゃないけど、平均的な体型ならフィッティングモデルになれる

(もちろんフィッティングモデルを雇ってるブランドあるが、ごく一部)

人それぞれ、腕が短い、足が太い、だからこんな服は着づらい。とか色々感じてると思う。

それ、重要!!!

モデル体型ばっかり、どんな服も似合う人ばっかりで洋服作ってたら売れないブランドになっちゃうと思いますよ!


就職活動でも、自分のやってきた事、強みとか自己分析しますよね?

洋服に関しても考えてみると、自分の中に今後活かせる何かを発見出来ると思います。